ストーリー
舞台はアメリカ。
謎の寄生菌によって人類は絶滅の危機に瀕していた。
寄生菌の爆発的な感染により人口は激減し、都市は荒廃した。
二十年もの間打ち捨てられていた都市は少しずつ植物に覆われはじめている。
隔離された街から一歩外に出ると、いたるところで寄生菌に侵された“インフェクテッド(感染者)”たちが蠢(うごめ)いている。
彼らの形状は感染の進行度合いによって異なるが、心と体を寄生菌に奪われた彼らの目的はただ一つ、
生存者を攻撃して感染を広げることだけだ。
インフェクテッドと生存者。
この世界でいくること。
それはこの2つの脅威と常に戦うことを意味している。
この世界ではインフェクテッド(感染者)だけでなく、他の生存者たちにも注意が必要だ。
彼らの中には他人を脅かし攻撃することで資源を得ようとしている輩もいる。
自らの身を守り生き延びるには、彼らと戦い、時には彼らの物資を自らのために利用しなければいけない。
闇市場での取引を生業とするジョエルは、武器を巡るトラブルからエリーという14歳の少女をある場所へ連れて行く仕事を引き受けることになる。
その出会いは、ジョエルとエリーの運命を変える長い旅路につながっていた。
パンデミック後の荒廃したアメリカを旅していく過程で、
二人はインフェクテッド(感染者)の脅威と戦い、そして様々な方法で生き残ってきた他の生存者たちと出会う。
圧倒的な絶望と恐怖の中で少しずつ生まれる二人の絆。
その結末は…。
生きるために愛を捨てた男と愛を知らない少女の旅がいま、はじまる。